時間の合間にグンゼ博物苑を訪れました。
http://www.gunze.co.jp/gunzehakubutu/memorial/
グンゼ記念館は金曜日しか開催しないらしく、本日は博物苑のみを訪問しました。

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 グンゼとは郡是「地域社会と共存共栄する理想の会社」としては波多野鶴吉が興したことに始まっています。
 資本金は大資本家から集めるのではなく、1株20円で養蚕農家より集めました。20円というと、この当時の農家の1年分の年収だったとのこと。
 養蚕農家の人々が株主になることによって、配当がもらえるようになる。会社の発展が人々の暮らしを豊かにするとの共存共栄を図る考え方の話を読んで、やはり、大きな組織を作っていく人は器が違うのだと感じました。
 博物館まで、受付の方が親切な説明をしながら入り口まで。私が博物館を出るまで結局誰にも出会わなかったので、独占で見学しました。歴史蔵、ファン蔵、新機能蔵との3つの蔵で作られており、繭から意図になる過程、糸からシャツができる過程を見ます。 外に出ると、横にバラ園があるのだが、現在は閉園中でした。「市民の力で築きあげた感動のバラ園」となっているので聞いてみると、「市民の人がバラを寄付してくれて、そのバラには個人名を記載して展示される。」とのことでした。バラ園は5月24日から6月15日までなので、再度訪問する機会があるかどうかは?本日開園していればよかったのにと残念に思いながら、つぼみを見つめました。

http://kitakinki.gr.jp/modules/spot/index.php?sid=621

 桑の苑があり、そこで再び、受付の方が登場 蚕が食べる桑の葉 人間が食べられる桑の実の話を聞きながら、蚕から取れる絹の話や綿の花の話を教えてもらいました。

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